はい、どうも
ようやく卒論が終わりやる気がでてきた、こいくちです。
そんなわけで、やる気が泉のように湧いている今こそ読書!!
というわけで、備忘録も兼ねて本を紹介していきたいと思います
本日の作品
本日は、お日柄もよく 648円+税
著原田マハ
あらすじ
OL二ノ宮こと葉は、想いをよせていた幼なじみ厚志の結婚式に最悪の気分で出席していた。ところがその結婚式で涙が溢れるほど感動する衝撃的なスピーチに出会う。
それは伝説のスピーチライター久遠久美の祝辞だった.
空気を一変させる言葉に魅せられてしまったこと葉はすぐに弟子入り。
久美の教えを受け、「政権交代」を叫ぶ野党のスピーチライターに抜擢された!
目頭が熱くなるお仕事小説。
ネタばれ注意
ここからは、いよいよ感想になるけどネタバレも含まれるから覚悟して!
そもそもこの本何が良いのか
とにかく、作中に出てくるスピーチがカッコよすぎる!!
言葉ひとつひとつに無駄がない感じ。
例えば、85ページから始まるスピーチ
「人の縁とは、不思議なものです。」
この一文で、もうぐっと引き込まれる。
そこから始まる言葉の波状攻撃。
拙い自分の文章力じゃ表現できない、もどかしさ…
難しい、難しすぎる。
言葉ひとつひとつに無駄がないということは、どれか一つでも欠けると間抜けになってしまうことを今、ひしひしと痛感する…
随所に出てくるスピーチシーン
実は、この本を始めて読んだのが就活中の電車の中
とにかく言葉のインパクトや伝え方の大切さを学んだ。
スピーチと面接は違うかもしれないが、自分の気持ちを相手に伝えるという根っこの部分は一緒だと思う。
相手(御社)を想い、自分の気持ちを限られた時間の中で精いっぱい伝えるには言葉の使い方、間の取り方が重要になってくる。
あと、少しのユーモア。
弱点は隠すのではなく、あえて自分から発信してしまう勇気。
この本からは、言葉と伝え方の本質を両方学ぶことができた。
本当に本当に、ここでうまく伝えられないのが悔しい!!
まとめ
とにかく読んで!!
スピーチの流れるような言葉の表現方法
すべてのピースがカチカチとはまっていく心地よさがそこにはある。
物語の最後は賛否両論あるかもしれないけど、小説なんだからハッピーエンドで終わるのが
一番だと思う!
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