映画「ムーラン」で注目!!風よ万里を翔けよ

読書録

はい、どうも最近肩こりが辛い”こいくち”です。
歳かな・・・・

そんなわけで、今日もやっていきましょう!!

作品詳細

タイトル:風よ万里を翔けよ

著者: 田中芳樹

お値段:740+税

あらすじ

隋の煬帝の御代、帝は百万の大軍を率いて高句麗遠征へ向かった。花家の娘・木蘭は、老病の父に代わり男装で従軍。
巧みな剣技で頭角を顕わし、部将へと登用されてゆく。だが、煬帝の圧政に各地で叛乱が頻発。政事の乱れに心を痛めつつも賊軍討伐に武勲をたてる木蘭だったが…。
唐王朝へと移りゆく激動の時代に、落日の大隋帝国を支え勇戦した伝説の美少女を描く中国歴史長篇。

購入ポイント

・とにかく表示がカッコいいい!!
・タイトルがお洒落過ぎて、中二病を刺激する・・・
・安定の田中芳樹

登場人物ピックアップ

・花木蘭 言わずもがな本作の主人公
      ディズニー的な言い方をすればムーラン

・賀廷玉 木蘭の相棒

・張須陀 遅咲きの名将
      ムーランの上司

・沈光  沈光と書いてオトコと読む。

時代背景


※画像はイメージです。

兄を失脚させて皇太子となり、更に父を殺害して帝位についたといわれる。
これが煬帝(ようだい)である。
煬帝は文帝以来の大運河を完成させ、これにより、江南(こうなん)の物資の華北への流通が容易になり、南北の統合が進んだ。
→その裏で、建設のための労働力として多くの民衆を動員したため民衆は疲弊し、不満が高まる。

周辺国に積極的に遠征を行い、その一部は成功した。
→しかし3度にわたる高句麗遠征に失敗したことをきっかけに、各地で反乱の嵐に

その結果、618年に滅亡。

建国してわずか37年間で歴史から姿を消すことに。

感想

5月22日に上映される、ムーランの物語の予習・復習に最適!!

日本人が好きな要素がギュッと詰まったこの作品
→木蘭(美少女)が父の為に男装して戦場を駆け巡る
→華やかな隋の栄枯盛衰の風景
→キングダム要素

ネタバレになりそうだから、深くは言えないけど、とにかく秀逸。

実は主人公、花木蘭と賀廷玉以外は全員歴史上に登場する実在の人物だから驚き!!

後に木蘭と共に戦う羅士信とか名前からして、名前からしていかにも創作の人物っぽいけど
本当にいる人物だし、何より歴史に沿って物語が進んでいくから話の流れに違和感がない!!
+歴史の無常観を楽しめる。

個人的には田中芳樹先生の作品は好きでよく読むけど、登場人物を強制退場させる
悪癖が時々気になる・・・
(愛読者からしたら、それが魅力なのかもしれないけど)

でも、そんな心配も大丈夫!!

何たって基本は歴史に忠実に進むから!!

え~、あのキャラここで普通やられるか??
って思っているそこのあなた!!

そうなんです、そこでやられるんです!
歴史がそうだから!!

事実は小説より奇なりってやつです。

だから違和感なく物語が進んでいきますよ

そして、物語終盤。
帰郷する美しい表現・・・

まとめ

いかがだったでしょうか。

YouTubeにも広告が流れるぐらい注目度の高い、ディズニー映画ムーラン。

もちろん映画もきっと良い作品に仕上がっているとは思いますが、
小説もおススメです!!

(*’▽’) ムーランって知ってる?

( ・`ω・´) ムーラン?あぁ、花木蘭のことか

(*’▽’) 映画観たの?

( ・`ω・´) ん??観てないよ。
      花木蘭の小説は読んだことあるよドャ

って感じで会話にサラッと出せば、きっと通ぶれること間違いなしです!!

ぜひぜひ読んでみてください!!

以上、ありがとうございました。

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